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北海道放浪ひとり旅

突然の休み

会社をしばらく休み旅に出ることにした。しかし、平日も休日も仕事に没頭している毎日がここ数年続いており、突然休みといってものことなので、どのようにすごしていいのかわからない。

それならということで、一番手にあがったのが、「フェリーでいく北海道放浪の旅」。
北海道が良いと思ったポイントは以下のような点である。
・のんびりできるところ(広大な大地と自然)
・行って、疲れないところ(なれない海外だとつかれるが、慣れた国内なら疲れることはないだろう)
・期間が長いので、金を浪費しないですむところ(北海道なら無料のキャンプ場や温泉がある)

飛行機でいっても北海道内の移動には、車がどのみち必要になる。となるとレンタカー代もかさむことになってしまう。また、そこそこ期間がとれるので、それならばいっそのことフェリーで自分の車ごといってしまえばいいじゃないかという考えたのだ。


いざ北海道へ

今回利用するフェリーは、茨城県の大洗港と北海道の苫小牧を結ぶ、ブルーハイウェイラインのさんふらわあ号である。便と夜便の一日2便あり、スケジュールにあわせて選ぶことができる。今回は、9時大洗発の昼便を利用した。

フェリーに乗るためには、まず大洗までたどりつかないといけない。自宅から大洗までは、200kmくらいあるが、夜のドライブは疲れる。そこで、前日の明るいうちに大洗いまで移動し、その晩は大洗のフェリーターミナルの駐車場に車をとめ、車内で一夜を明かした。

朝6時には目を覚まし、前の晩に水戸市内のスーパーで買い込んでおいたっておいた朝食を食べ、フェリーターミナルのトイレで顔を洗った。7時から始まる乗船受付をすました後、車を乗船待ちの場所へ移動させた。8時ころには乗船が可能になったので、車でフェリーに乗り込んだあと、車両甲板から客室へあがった。


大洗港をフェリーが後にしたことは、ときより雨がぱらつくあいにくの天気であった。つくばの山々もかすんで見える。しかし、昼頃にはすっかり晴れ上がった。

船の中では特にすることはない。外の景色を眺めるのにあきたら、日ごろの疲れをとるため、また今後の旅路に備え、睡眠をとったり、のんびりした。夕方にはフェリー内の展望風呂で太平洋の夕陽を眺めながら湯船に使った。すごい贅沢だ。

雨上がりの甲板


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