キタハラヒロユキ・ドットコム
北海道放浪ひとり旅
| 知床・開陽台 網走を出た後、知床をまわってきた。知床では、まず知床五湖へ立ち寄った。以前にも立ち寄ったことがあるが、何度見ても心が洗われるような美しい。団体の観光客は、一湖だけ、または二湖までしかまわらないが、ほんとうに美しいのは三湖、四湖であり、ここまでいかないともったいない。結局1時間以上かけて、一湖から五湖まですべてをまわってしまった。 知床五湖を堪能したあと、知床カムイワッカの滝へいった。カムイワッカの滝は、川自体が温泉になっている川にある滝つぼで入浴する秘湯である。滝つぼまで道はなく、川の中を20分沢のぼりしないと滝つぼへたどり着けない。せっかく知床へ来たからには、是非よりたい。岩はすべるので、レンタルわらじを借りた。滝壷に到着するころには汗までかいていたが、湯船に使った瞬間に沢登の苦労はふっとんでしまった。ここまできて本当に良かったと思えるところであった。 知床峠を超えて、羅臼へ。羅臼からは、国後島を左手に標津まで一気に南下。標津で、川にあふれんばかりの鮭を見た後、その晩の宿泊地、開陽台へ向かう。開陽台に到着したころには、すっかり夜になっていた。開陽台は中標津空港を見下ろすことができ、夜景がきれいだ。また、開陽台は地平線に囲まれており、昼はその開放的な風景を見ることができる。開陽台の駐車場で一夜を明かした。
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