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準備編 |
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イタリア旅行 私が勤める会社では、は10年働くと5日間のお休みが普段の休暇とは別にもらえる。(ある同業他社では5年で10日、10年で30日もらえるらしい。) それならということで、海外旅行へ行くことにした。海外旅行ということでは夏にタイへ行ったのだが、このときは会社の夏休みにあわせていったため旅行の代金もそれだけで高いものとなってしまいちょっと悔しかったが、今回は逆に底値の時期でありそんなこともない。 行き先であるが迷わずイタリアにした。昨年スペインへ行ったのだが、そのときスペインとともに行き先の候補に上がっていて、最後まで悩んだ場所だ。 今回のイタリア旅行はクリスマスが近く、キリスト教の総本山であるバチカン市国のサンピエトロ寺院の盛り上がりが予想され、大変楽しみである。 仕事および個人的な用事のため12/16(土)発のツアーがいいということになり、ツアーの空きを確認したところ空きがあるとのことであった。仕事のスケジュール等、調整しないといけないことが何点かあったが、結局のところこの日程でいけることになった。 [ホームへ戻る][ページのトップへ移動] ツアー選択 イタリア旅行の定番といえば、ローマ、フィレンツェ、ベネチア、ミラノの4都市周遊タイプである。しかし今回は期間が1週間ということもあり、この期間ではあまりあっちこっちには行くと、各都市をじっくり見ることができなくなるため、あまり多くの都市を回るのはやめることにした。歴史のあるイタリアの美しい街並みを堪能するという意味では、ミラノははずして、ローマ、フィレンツェ、ベネチアの3都市で十分だろう。 (とはいえ、ミラノにも最後の晩餐や、ドゥオーモなど見るべき場所もあるのだが、今回ははずすことにした。) 短期間で効率的に見て回るためには、自分で交通手段を手配するよりは、ツアーがいいだろう。ツアーでは美術館が事前に予約されているので、入り口で何時間も待つ必要がないというメリットもある。しかし、3都市を回るツアーを探してみたらなかなかない。大体4都市をまわるのがほとんどだ。いくつか3都市を回るツアーを見つけたのだが、そのうちのひとつに昨年のスペインへ行ったときに利用した旅行会社のツアーがあった。そのときは、添乗員つきツアーを生まれて初めて利用したのだが、なかなか楽でよかった印象があったので、今回も同じ旅行会社の同じツアーを使うことにした。 阪神航空 イタリアハイライト8日間 コース概要:出国→ベネチア(2泊)→フィレンツェ(2泊)→ローマ(2泊)→帰国
[ホームへ戻る][ページのトップへ移動] ガイドブック - わがまま歩き (ブルーガイド 実業之日本社) 最近増えてきた個人旅行者向けの本で、情報が詳細かつ有用で、カラーが豊富で読みやすい。だんぜんお勧め。 この手の本では、昔は地球の歩き方がよかった。しかし、地球の歩き方がポピュラー路線を歩み始めたのにもかかわらず、構成は昔のままなので、読みづらいし、情報が古いものがあるので、よくなくなった。今は、口コミ情報が欲しければインターネットから入手するのが良い。 - るるぶ (JTB) 誰もが知っているガイドブックの王様。重要な見どころ/食べどころ/買い物どころに絞って、豊富なカラー写真で紹介するスタイルは、忙しい旅行者には大助かり。詳細な情報は「わがまま歩き」にまかせるとしても、どれかを選ぶ際に役立つのは、やはりるるぶである。
[ホームへ戻る][ページのトップへ移動] イタリア語 今回のツアーは添乗員つきだし、行くのは観光地なので、さほど言葉は心配していない。しかし、フリーの時間も幾分かあるので、片言のイタリア語を勉強することにした。現地の人とのコミュニケーションは、結局のところハートと度胸の問題だったりするし、観光地であれば英語でなんとかなったりするものではあるが、幾分でもイタリア語を知っておけばコミュニケーションをスマートにとれるというものである、 そこで、早速本で勉強。以下の本である。 - これだけでこなせる海外旅行150とラベル会話表現集(洋版出版) 簡単で、楽しい。単語/フレーズが約150に絞っているので、覚えやすい。また、CDも付属しているので、発音もばっちり。ちょっとした旅行であればこれで十分。 実は、昨年のスペイン旅行の事前勉強にもこのシリーズのスペイン語版を使ってみたのだが、なかなか良かった。そこで、今回イタリア語版も購入してみたのだが、イタリア語版もなかなか良い。(その他ドイツ語語版、中国語版などもあり。) - わがまま歩き 旅行会話2(ブルーガイド 実業之日本社) コンパクトで携帯に便利。現地で辞書代わりに利用。 インターネットでもWebでもこんなのがあります。参考まで。 http://www.mars.dti.ne.jp/~matsuken/aaitaly/linguaa.html http://www3.justnet.ne.jp/~ozawat/sub2arekore.html [ホームへ戻る][ページのトップへ移動] 旅の常備薬 旅の薬4点セットは、いつも持ち歩いている。 ・バファリン:頭痛のときの痛み止め ・大正漢方胃腸薬(顆粒):おいしい食事を食べ過ぎた後に ・パブロンゴールド(顆粒):風邪薬 ・ワカマツししゃ薬:下痢止め。ツアコンには、正露丸より人気らしい。 あとはバンソウコウがあれば、通常はなんとかなる。 [ホームへ戻る][ページのトップへ移動] デジカメ&一眼レフ - デジカメ デジカメ(FinePix1700z)に関しては、前回の海外旅行で、失敗をしでかしている。大容量(といっても32MBであるが)のスマメ(SmartMedia)を用意したものの、デジカメの電池がきれてしまったのだ。私のデジカメは充電池専用タイプなので、ACアダプタを持っていかければ、充電もできない。そこで、今回は充電用のACアダプタももっていく。デジカメ付属のACアダプタは、100V-240Vと海外でも大丈夫なので、変圧器は不要である。しかし、コンセントの形状が異なると、このACアダプタは使えないので、プラグ変換コネクタは、どうしても必要である。そこで、最近評判のサスコムを買ってきた。 普通変換コネクタというと国ごとに買わなければいけないのだが、サスコムは世界のどの国のコンセントもOKという優れモノで、DIMEの連載でもご存知の作家の山根一眞(やまねかずま)氏もお勧めの一品である。デジカメに関しては、これで万全だろう。 世界各国のコンセント形状と電話コネクタ形状がわかるWeb(海外通信マニュアル)もあるので、事前に見ておくと大変参考になるだろう。 後日談:実際、サスコムを使ってみた。コンセント+サスコム自信の重みで、コンセント穴から抜けそうになるところは難点であるが、まあ使えるだろう。
- 一眼レフ せっかく海外まで旅行に行くのだから、写真はきれいに撮りたい。デジカメは便利なのだが、きれいな写真を撮ろうと思うと、まだまだ一眼レフにはかなわない。これまでデジカメを使ってきて不満な点がいくつか出てきていた。 ・広角側がもうちょっと欲しい。いちばん広角にしても、デジカメではいまちょっと入りきらない。 ・暗いところでの撮影に弱い。このレベルのカメラには無理な要求か。 じゃ、どうしよう?ってことの私なりの回答がEOS Kiss IIIだったのである。早速買っていしまった。広角は28mmからなので、大概の景色は大丈夫。ファインダーをのぞいたときの景色がFinePix1700zとは比べ物になりません。また、暗いところでの賢さは、FinePix1700zと比べちゃかわいそうなくらい。まあ、デジカメの簡便性というのはなくなるが、きれいな写真が撮りやすくなるという"得るもの"もあるのである。 [ホームへ戻る][ページのトップへ移動] E-mail環境 - メール 海外旅行中にメールの確認をする際に、インターネットカフェという手段があるが、日本語の読み書きができるかどうか行ってみるまでわからないというリスクがある。その点、メール端末を自分で持っていって、ホテルの部屋からメールしたほうが、日本語の読み書きができるし、ゆっくり文章を読み書きできるなどメリットが多い。 海外でメール端末を使ってメールの読み書きをする場合、いつもプロバイダーのローミングサービスを利用している。これまで、biglobeのローミングサービスを利用する際には、iPass,GRICのアクセスポイントを利用していたのだが、その際に、以下のような問題点があった。 ・メールアドレス、DNSをローミング専用形式で設定が必要、つまり、普段の設定がそのまま使えないので、面倒。 ・現地のアクセスポイントを設定。これは日本国内でも同じこなので仕方ない。 GRICは、「Windows95/98/2000/NT/ME、WindowsCE、ZAURUS、Macintosh、その他インターネットが利用できるPDAでお使いいただけます」とあるが、iPassは、「Windows95/98/2000をお使いの方のみご利用いただけます。(WindowsCE、ZAURUS、その他PDAでのご利用はサポートいたしません。)」とあるので、iPassはやめて、GRICにする。I pass iPass. BIGLOBE GRICによるローミング http://www.biglobe.ne.jp/info/roam/price_g.html 電話のコネクタの形状は、海外通信マニュアルで一発でわかります。
しかし、事前の準備としてモバイルギアIIで、GRICのイタリアのアクセスポイントに繋いで接続テストをしたのだが、電話がつながるのだが、その後のネゴシエーションでエラーになってしまう。設定を見直してみてもあっているように見えるし、電話番号も間違っていないようだ。2日ほど国際電話を掛けまくって散財した後、今回の旅にメール端末を持っていくことは断念した。 後日談:とはいいつつ、モバイルギアIIを持っていった。ローマのホテルでは、電話用以外に通信用の日本と同じ型(RJ-11)の電話コネクタがあったし、ベネチアのホテルも電話のコネクタはRJ-11であった。つまり、電話コネクタの変換アダプタはまったく使わずに通信が可能ということである。ローマで実際につないで見たが、日本ではうまく出来なかった通信も、同じ環境設定でなんら問題なくメールの送受信が出来た。 - インターネットカフェ編 ホテルの部屋に電話機があり、国際通話も可能であるというのは、旅行代理店からもらった宿泊ホテルの情報から判ったが、RJ-11の電話コネクタがそのまま使えるかどうかまでは、わからなかった。しかし、(海外通信マニュアル)によるとイタリアの電話コネクタの形状は、日本とは異なるので、接続できない可能性もある。万が一、ホテルから接続が不可能であった場合に備え、インターネットカフェの場所をWebサイトから確認した。このWebサイトでは世界の各都市のインターネットカフェの住所が確認できる。 (ベネチア、フィレンツェ、ローマ)。 今回は、メール端末を持っていくことはあきらめたので、インターネットカフェが、メールを読み書きする手段となる。インターネットカフェは、必ずしも日本語読み書きできるかどうかわからないというリスクはあるが、メール端末や電話ケーブルや電話コネクタなどの余計な荷物はなくなるというメリットがある。イタリアでインターネットカフェというのも、ちょっと洒落ていていいかもしれない。 後日談:モバイルギアIIでの通信に成功してしまったこともあり、また観光が終わった後の夜間に外出することもないだろうということで、インターネットカフェで通信することはなかった。しかし、通りがかりのインターネットカフェを覗いてみたところ、日本語で日本語で読み書きできますと書いてあったところをみると、イタリアでのメールの読み書きもさほど難なくできそうである。 [ホームへ戻る][ページのトップへ移動] |

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