2000.12.16-23 バンコク漫遊


準備編

タイ旅行

東南アジアへは近頃行っていない。不思議なもので、しばらく行かないと東南アジアに飢えてくる。出来るならバックパックひとつで出かけるのもいいが、会社に勤める身分。そうも気ままな旅をしているわけにもいかない。しかも、飛行機の手配やら、現地でのプランも事前に考えなくては、1週間という休みはあっという間になくなってしまう。

こう考えてみると、やはり旅行会社のツアーを選択するのが妥当という判断にいたった。

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ツアー選択

今回の旅行ではあまり無理をせず、バンコクをぶらぶらするだけとし、バンコクから離れるのはツアーでのみということにした。バンコクを離れるといっても、アユタヤとか、ナコン程度である。
ホテルも、1都市滞在型を想定して、ロイヤル・オーキッド・シェラトン(バンコクにはシェラトンは2つあるが、チャオプラヤ川沿いにある新しいほうだ)だけに期間中ずっと滞在することにした。

全日空ハローツアー 見たい!食べたい!タイランド

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ガイドブック

旅は情報が命である。情報次第で、効率的な旅が出来る。試行錯誤も、それ自体面白いかもしれないが、ガイドブックは必需品だ。

- わがまま歩き (ブルーガイド 実業之日本社)
最近増えてきた個人旅行者向けの本で、情報が詳細かつ有用で、カラーが豊富で読みやすい。だんぜんお勧め。

- るるぶ (JTB)
誰もが知っているガイドブックの王様。重要な見どころ/食べどころ/買い物どころに絞って、豊富なカラー写真で紹介するスタイルは、忙しい旅行者には大助かり。詳細な情報は「わがまま歩き」にまかせるとしても、どれかを選ぶ際に役立つのは、やはりるるぶである。



上記のガイドブックのほかにも、タイに関する本を何冊か読んでいた。おすすめを数冊紹介しよう。

- ハッピーバンコク(双葉社)
女の子向けの本ではあるが、バンコクをおしゃれに楽しんじゃおうという意気込みが買える本。

- バンコクのホント(下川裕弘著、双葉社)
- 双葉文庫・新バンコク探検(下川裕弘著、双葉社)
バンコク本の第一人者である下川裕弘さんの本は数々あるが、今回のたびに先立って目を通したのが、この2冊である。下川裕弘さんは、元新聞記者であり、またタイの滞在が長いこともあるせいか、タイの人々の動きや、タイ社会の裏側などが良く伝わってくる。ディープなタイを楽しんでみたい人、タイの人々との交流を楽しんでみたい人は、ぜひ読んでみると良いだろう。

- BACKPACK TRAVELLER Vol.1(双葉社)
- BACKPACK TRAVELLER Vol.2(双葉社)
バックパッカー向けの雑誌。世界中の話題が掲載されているが、やはりタイの話題も豊富。バックパッカーの聖地!?カオサンロードのゲストハウスや食堂やインターネットカフェ情報や、バンコクからのツアー情報などが豊富。完全パック旅行の人には不要な情報だが、バックパッカーや自由旅行を楽しみたい・興味があるという人は、目を通してみるといいかも。

後日談:タイ旅行の後、ジミー金村さんのタイ本が出版された。カオサンの住人であるジミー金村さんの本は、ディープなタイを楽しむのに役に立つことだろう。一方おしゃれなリゾートライフを楽しみたい人は、山下マヌーさんの本がいいだろう。

- バスルートマップ。
DACOというバンコクの日本語フリーペーパーが出しているバスマップである。中心街はこれで十分。
良くわからないバンコクのバスが一目でわかる。ただし、ちょっと路線が古いこともあるので、英語版の最新バスマップもあわせて買っておいたほうがいい。実際日本語バスマップで更新されていなかった路線にのって郊外に行きかけてしまったのだが、英語版バスマップのおかげで無事市街に戻ることが出来た。



タイでも日本語のタイに関する本は簡単に手に入る。紀伊国屋書店のような本屋が日系のデパートのテナントに入っていたりするので、ガイドブックを見ながら簡単にたどり着ける。
日本の本がわざわざタイまで運ばれて売られているわけだからさぞかし高価なのだろうと思っていると、その逆で日本より安い。(もちろん、現地の物価を考えれば高い買い物ではあるが。)
本の量も、日本のそこらの本屋のアジア専門コーナーで見かける本はほぼ網羅されている。
ただし、現地についてから本を買って読んでいたら、観光している暇などなくなってしまうので、その点は要注意だ。

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タイ語

ホテルはシェラトン、現地ツアー中は添乗員付き。フリータイムが結構あるが、タイで生活するのであればいざ知らず、ガイドブック程度のタイ語さえ覚えておけば、さほど困らない。あとは、なんとかなるさ。

ガイドブックのところでも紹介したタイ現地本の数々もかなり参考になる。

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旅の常備薬

旅の薬4点セットは、いつも持ち歩いている。
特にタイではおなかを壊しがちなので、下痢止めは大切。
・バファリン:頭痛のときの痛み止め
・大正漢方胃腸薬(顆粒):おいしい食事を食べ過ぎた後に
・パブロンゴールド(顆粒):風邪薬
・ワカマツししゃ薬:下痢止め。正露丸も臭いけどいいかも。
あとはバンソウコウがあれば、通常はなんとかなる。

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デジカメ

以前海外旅行のときに人から借りたデジカメ(ZOOM900)は、なかなかよかった。気軽に写真はとれるし、スナップとしては十分な写真はとれるし、面倒な現像もいらない。そこで今回は、自前で用意したデジカメ(FinePix1700z)を持っていくことにした。今回の旅行に備えて、32MBのスマメ(SmartMedia)を用意した。

後日だ:途中で、デジカメの電池がきれてしまった。私のデジカメは充電池専用タイプなのに、ACアダプタを持っていかなかったので充電できなかった。タイのコンセント形状は日本とは異なるタイだが、さすがのシェラトンともなると日本と同じ形状のコンセントも用意されており、ACアダプタさえあれば問題なく充電できたわけで、大変悔やまれた。

今回はもしもに備えて、コンパクトカメラも持っていったので、旅の後半も写真は取れた。備えあれば、うれいなしである。


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E-mail環境

タイにはインターネットカフェが一杯ある。日本語を使えるところも多い。日本語が大丈夫なインターネットカフェには「日本語読み書きできます」と張り紙がある。「Japanese,OK」じゃないところがミソである。
今回は、メール端末を持っていくのはやめたので、インターネットカフェが、メールを読み書きする手段となる。インターネットカフェは、必ずしも日本語読み書きできるかどうかわからないというリスクはあるが、メール端末や電話ケーブルや電話コネクタなどの余計な荷物はなくなるというメリットがある。

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