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アユタヤ&帰国 |
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| 早いもので今日はタイ滞在最後の日だ。旅行会社の用意したアユタヤツアーのあと、日本へ戻るのだ。 当日は朝早くホテルを車で発ち、アユタヤへ向かった。 アユタヤ遺跡 アユタヤは、バンコクからチャオプラヤ川の50kmほど上流にある。14世紀から18世紀にかけて栄えたアユタヤ王朝の首都であった場所だ。ワット・ヤイ・チャイ・モンコン、ワット・プラ・スィー・サンペット、ワット・プラ・マハータート等の遺跡を、車と歩きで回る。途中、象にのってアユタヤの遺跡の周りを歩けるというのがあったので、乗ってみる。象ははじめて乗ったのだが、結構ゆれて、怖いくらいだ。まあ、慣れれば大丈夫なのだろうが、長時間乗っていると酔ってしまいそうだ。 日本人街跡 17世紀前後の朱印船貿易時代に栄えた、日本人町。山田長政でその名を覚えている人もいるかもしれない。町跡は残っていないが、石碑が立っている。最近、石碑の周囲はきれいに整備され、記念館が立てられており、この記念館で昔の町の様子や歴史を知ることが出来る。 アユタヤは、この10年ですっかり姿を変えた。遺跡の町が、バンコク郊外の工業団地に生まれ変わったのだ。それに伴い、遺跡周辺もそれまでの荒地から公園として、きちんと整備されるようになった。
バンパイン宮殿 アユタヤに続いて、バンパイン宮殿を訪れた。バンパイン宮殿は、アユタヤ王朝時代に離宮として使われていた場所だ。現在の王朝の公式行事でも使われるらしいが普段は一般に公開されている。宮殿は、チャオプラヤ川の中州に位置するというが、その敷地は広大である。中には広い庭園のほか、タイ様式、中国様式の建物などがある。 オリエンタルクルーズ、そして船内でのバイキング バンパイン宮殿観光観光が終わったあとは、バンコクへ戻るだけだ。行きは車だったが、帰りはオリエンタル・リバー・クルーズの豪華客船でチャオプラヤ川をゆったりと下る。 アユタヤからバンコクまで3時間ほどかかるのだが、船内では、オリエンタルホテルのスタッフの手によるランチ・バイキングでおいしいタイ料理を満喫できるし、3時過ぎには午後のティータイムもある。 うたた寝をする人もあり、また甲板に出て外の景色をぼんやりと眺める人あり。ランチ後の船内には、優雅な時間がゆったりと流れていた。
夕食@タンジン バンコクに到着したときにはすでに夕方だ。夕食はタンジンでタイの王宮料理を食べる。 タンジンはバンコクに本店と幾つかの支店があるが、今回はワールドトレードセンターにある支店で タイの食事は、高級だからといっても、庶民の食事とはあまり変わらない。スプーンとフォークで食事をするスタイルも、そして食べているモノ自体もだ。強いて違いをあげるのならば、食器が高級なことと、辛さが幾分か抑えてあることくらいか。近頃は経済発展に伴いバンコクの人も昔ほど辛いものを好んで食さなくなっているということなので、辛味という点では王宮料理も庶民の料理もあまり違わない。タイの場合は、食事に限らずそういうところがある。
こうして、バンコク漫遊、最後の夜は終わったのであった。 休むまもなく帰国の途に 食事が終わると、休むまもなく車で空港へ向かう。高速道路から見るバンコクの夜景も悪くない。30分もするとドンムアン空港に到着だ。チェックインをすませば、搭乗まですることはない。バーツを日本円に戻すのもいいが、免税店で買い物をして使い切ってしまった。 飛行機が飛び立つのは寄る10時過ぎ。しばらくすると寝込んでしまった。 今晩は、飛行機で夜を明かす。日本につくのは、朝である。ぐっすり眠ろう。 |
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