2000.12.16-23 イタリア旅行


ローマ
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朝早くフィレンツェを立ちバスでローマへ向かう。途中、古都オルヴィエートに立ち寄る。

オルヴィエート

オルヴィエートは、断崖絶壁の上にある要塞都市である。ローマ教皇が、イタリア諸侯に追われたときにはここへ逃げ込むようになっており、実際に使われたこともある。

要塞だけあって、街までたどり着くのだけでも大変だ。鉄道駅前の駐車場でバスを降りた後、フニクラ(山登りに使われる乗り物一般の名前。ここでは、ケーブルカー)に乗った後、更にバスに乗って、大聖堂前の広場までたどり着く。

大聖堂前の広場には、ワインさんがある。ここのワイン屋さんでワインを買ったら、地下の洞窟倉を見せてくれたのだが、ビンや樽のワインがいっぱり保存されていました。

オルヴィエートの
大聖堂



ローマ1日目

バスがローマへついたのは、午後1時になってからだった。ローマ市内観光の前に、ホテルへチェックイン後、ホテル近くのリストランテで昼食をとった。


ローマ1日目の昼食@ALLE DUE FONTANELLE
Via Federico Cesi, 23
カブール広場近くの雰囲気のいいリストランテ。
リガトーニのカルボナーラ サーモン フルーツ


サンピエトロ寺院
言わずと知れたカトリックの総本山。寺院前の広場と回廊、寺院内部のクーポラ、地下の聖ピエトロの墓、ピエタ像など見ものがいっぱい。広場横のバチカン郵便局では、切手や絵葉書を売っており、テーブルといすも置いてあり、手ぶらで来ても(もちろん現金は必要だが.)この場で「バチカンに来ています」はがきを出すことが可能。
キリスト教徒でさえサンピエトロ寺院へ来たことがない人がいるのに、私ごときが来てしまった。
話はそれるが、ニューヨークにいったことのないアメリカ人というのも多いようだ。以前、日本のテレビでおなじみのアメリカ人芸能人の方々4,5人(ケント・ギルバート、ケント・デリカット他)があるバラエティ番組の中で話をしていたが、その中でニューヨークへ行ったことのある人は1人だけだった

世紀の変わり目というさぞかし混んでるかと思いきや大変空いていた。クリスマス休暇直前は、仕事の追い込みで観光などにきている暇はないということか。
今年は、25年に1度の聖年ということで、聖なる扉が開いていた。聖年以外の年は、扉は完全に塗り固められてしまい、通ることができない。非常にラッキーであった。


コロッセオ
紀元72年に立てられた円形競技場。いまから2000年近く前の建築物というのも感慨が深い。その頃に5万人も入る競技場があったというのこと。それが2000年近くたった今も残っているということ。そして、その建物を自分自身の目で、目の当たりにしていること。ひとつひとつに感慨を覚える。


トレビの泉
ご存知トレビの泉。ダイナミックな噴水が美しい。世界中から観光客がやってきて混んでいた。泉に対して後ろ向きに、右手で左肩越しにコインを投げるというスタイルでコインを投げてきた。


ローマ三越
ツアーに組み込まれたお買い物場所。今回のツアーでは、あまりお買い物スポットへは行っていなかったので、いろいろ買い込んだ。短時間でお買い物をしてしまおうと思えば、便利な場所である。

サンピエトロ寺院 聖なる扉
バチカン郵便局 コロッセオ


ローマ1日目の夕食@La Vigna dei Papi
食事の他、楽器演奏のおじさんや、ソプラノのお姉さんが楽しく食事を盛り上げてくれる。
きのこのフィットチーネ サラダ ポーク(選択) サーモン(選択)
生ハムメロン ティラミス


ローマ2日目

シスーティーナ礼拝堂、バチカン博物館
バチカン所蔵の世界最大級の芸術品を見ることがでる大美術館。いやあ、ほんとにすごい芸術が大嫌いな人でなければオススメ。今回は、限られた時間の中で見なければいけなかったので主だったところだけを見ましたが、機会があればじっくり見てみたいものである。

今回、ツアーのオプショナルを頼んだ。自分で行く場合との違いは、ホテルからバチカンまでのドア・ツー・ドアまでの送迎と、人間ガイドがついているということ、予約を代行してくれること。自分で行ってもかまわなかったのだが、予約を代行しれくれるという点と、人間ガイドが効率的に案内してくれることを評価して、オプショナルツアーを選択した。今回は、時期的にシーズンオフであること、オープン時間前に行ったこともありガラガラに近いほど空いていた。ちなみに、自分で行く方は、シーズンをはずす+オープン時間前に並ぶようにするか、事前に電話予約するとよいと思う。ガイドについては、日本語解説テープもレンタルしているし、手持ちのガイドブックと併用すれば困ることはないだろう。アクセスについては、バチカンまでは、地下鉄、バス、タクシー、徒歩のどの手段でもアクセス可能なので、自分で行っても問題ないだろう。

バチカン博物館
天井画
バチカン博物館
壁画
サンタンジェロ城。
川沿いにそびえる


ここから後は、自由行動タイムである。あと半日しかない。精力的に回るぞ。


ローマ二日目の昼食@SETTIMO ALL'ARANCIO S.R.L.
VIA DELL'ARANCIO, 50/52
スペイン階段やコンドッティ通りをちょっと外れたところにある客層はカジュアルなリストランテ。人気店で結構混む。写真のアンティチョークのフライのほか、写真にはないが、オレンジのレビオリがおいしかった。
パン アンティチョークのフライ他

スペイン広場
ここは、なんと言っても映画「ローマの休日」の舞台で有名。美しい階段と、世界中から集まった観光客を見ることができる。


ポポロ広場
双子の教会と、オベリスク(塔)。ここから見る街並みもローマっぽくていい。双子の教会は、同じデザインの建物がとおりをはさんで並んでいるだけなのだが、見ていると不思議な感覚に襲われる。ここはスペイン広場とは異なり、世界の観光客を見ることは少ない(不可能でないが...)。


パンテオン
一言で言うと、神殿である。ラファエロやイタリアを統一したヴィットリオ・エマヌエーレ2世の墓がある。外から見るだけでなく、(時間をかけなくてもいいので)中に入ってクーポラから差し込む光を見て欲しい。


ナボーナ広場
昔は競技場だった広場。パンテオンから真実の口までの間に寄れるので立ち寄った。完全にローマ市民、しかもこのエリアの住民の憩いの場である。いろんな出店が出ており、巨大な縁日である。クリスマスが近いのか、師走の雰囲気が漂っていた。地元民をみることができる。


真実の口
スペイン広場の階段と同じく「ローマの休日」で有名な真実の口。ンタ・マリア・イン・コスメディン教会という小さな教会にある。手だけでなく、ひじまでは軽く入る。世界から集まった観光客が、手が抜けなくなるパフォーマンスを記念写真撮影の際に繰り広げている。


コンドッティ通り
突き当たりは
スペイン広場
双子の教会
ポポロ広場にある
パンテオン内部 エマヌエレ・ヴィットリオ2世記念堂
ローマはライトアップもきれい。



イタリアのマクドナルド
世界のマクドナルドのハンバーガーが同じ味であることを確認することを、ライフワークにしている私としては、イタリアでもハンバーガーを食べなければならない。が、イタリアのマクドナルドにはハンバーガーがなかった。アジア、アメリカ、他のヨーロッパ諸国では、どこでもあったのにだ。なんとビッグマックがデフォルトなのである。イタリアの食事は日本人には量が多いのだが、普通のハンバーガーではイタリア人の胃袋は満足しない!?
ビッグマック。
レタスの量が多い。
メニュー。
(クリックすると拡大)



夕食@El Toula(エル・トゥーラ)
Via Della Lupa, 29/b
夕食は、コンドッティ通り近くのエル・トゥーラだ。超高級店である。(スーツとネクタイできてよかった。)
料理は、すべてシェアーしたのだが、すべてきれいに盛り付けてくれた。おまけのビスケットがおいしかったので、残りを持ち帰っていいかを訊いたところ、まったくの新品を箱でくれた。店員さんの態度もすごくいい。
ベネチア以来、高いワインのとりこになってしまったのだろうか、ここでも店員さんいわく「Very Very Very Good」なワインを頼んでしまった。おいしかった。おいしいワインは量を飲めるものである。
前菜。
食前酒はシャンパンでした
ホームメイドパスタ (メイン)お魚 (メイン)ウサギの肉
おまけのビスケット。
自分で割って食べる。
ティラミス。おいしい。 チョコケーキ。おいしい。

こうして、ローマ最後の夜は終わったのであった。

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